内蒙古自治区 准東鉄路

昨年、100%前進牽引の期待の新線として紹介した准東鉄路だが逼迫する輸送需要に応えるため早々に電化計画が持ち上がり、程なく工事が始まり冬の工事停止期間まで沿線の大部分にポールが立ってしまった。
改めて中国パワーを実感するとともに、今撮っておかないと次はないとの思いからポール覚悟で再訪を決定した。
現地に着いてみるとヤード内や橋梁部分を除いてほとんどポールが立っていた。承知の上ではあったがやはり現実の重みをズッシリと感じる瞬間だった。
何でも最近は周家湾の機務段が撮影禁止になったようで中国もずいぶん撮り難くなって来た。昭和50年当時の一言挨拶するだけで自由に撮り歩けた苫小牧機関区が夢のように蘇ってくる。
当時既に情報化社会と呼ばれていたが、その情報の量が今のIT社会とは比べ物にならないほど少なかったし、あくまでもインターフェイスは人間であった。あれから30年近く経った現在、情報はインターネット通じ瞬時に世界中に発信され、全ての事象は人間のテンポを大きく超えた速度で進行する。そんな環境下で19世紀の産物である蒸機が現役で働いている。なんともアンバランスではあるがこの機会に巡り合えた我々は幸福である。日々火を落としてゆくカマを1両でも多く記録したいとの思いを新たにしたものだ。

2004年(平成16年)1月2日
朝7時に呼和浩特に到着後クルマで准格尓へ、11時過ぎから撮影開始。
周家湾〜海子塔間 ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV シャグド〜福興城間 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV
福興城〜海子塔間 ペンタックス67U SMCペンタックス 300mm RDPV
福興城〜海子塔間 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV
周家湾機務段 ここはポールが一切なく見通しがいい さしずめ最後のサンクチュアリーといったところか
ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV 

1月3日
この日は夜行で北京に移動するので夕方前には撮影終了しなくてはならない。あまり移動できないので撮影は周家湾〜海子塔間のみに留めた。
昨年、カメラを構えるも時間切れで撮れずじまいだった切通し俯瞰ポイントでのリベンジからスタート。
ペンタックス67U SMCペンタックス 300mm×1.4 RDPV ペンタックス エスピオ120SW RHPV
通称、2連橋 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV
丘の上から二連橋を俯瞰 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV 左の列車をケツ打ち 羊さん達がノンビリ散歩中
ペンタックス67U SMCペンタックス 300mm RDPV
撮影を終えて全員で記念撮影
左から運転手氏、ぼのぼの、スルーガイドの孔さん、同行のナイチュウさん、現地ガイドのスーさん
ペンタックス67U SMCペンタックス 105mm RDPV