北京市に残るニブロク 大灰廠

北京市は言わずと知れた中国の首都で大都会である。ところがその大都会に現役のナローの蒸機がいる。
首鋼総公司建材化工廠、通称大灰廠、ここに石灰石を運ぶための専用線が存在する。工場から鉱山まで距離は僅か2Km弱だがナローには珍しい複線で、うまくすればナロー蒸機列車の離合を見ることが出来る。
カマはかなり使い込まれたC2が4両おり、2両使用でピストン運行する。ぼのぼのが訪問した時は4号機がクラの中できれいに整備されていたが火は入っていなかった。1号機から3号機は火が入っていたが2号機は運用には入っていなかった。牽引するのはいわゆるナベトロで1列車30両前後で組成されている。
北京市内ではあるが鉱山が有るような場所なのでいわゆる田舎でC2は実によく風景に溶け込んでいる。永続的にこの風景が展開することを望みたいが、やはりここでも不穏な噂は聞こえてくる。複線分の路盤が有り途中にトンネルも無いので道路への転用は何の造作も無いと思われる。蒸機のメンテの問題も有るだろうし、なにしろC2がかなりヤバい。今回もバルブギア周りのボルトが2本抜けたとかで踏切を跨いで長時間停車していた。昨年11月に芭石鉄路でもC2のトラブルを見ている。どうやらどこのC2もだましだまし使っているようでこのままの状況が長く続くとも思えない。どこの蒸機もそうなようにここも予断を許さないのであった。
2003年(平成15年)12月29日
1号機 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV 2号機 ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV
3号機とぼのぼの ペンタックス エスピオ120SW
クラの中で整備中だった4号機 美しい、是非走りが見たいものだ
ペンタックス エスピオ120SW
C2の相棒 ナベトロ かなりコアな車両
ペンタックス67U SMCペンタックス 55mm RDPV
1号機が空車を伴ってヤマへ向け発車 ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV
何となくノスタルジーを感じるバックビュー ペンタックス エスピオ120SW
ほぼ中間地点の踏切で ペンタックス67U SMCペンタックス 300mm×1.4 RDPV                          SMCペンタックス 55mm RDPV
鉱山手前の勾配をダッシュで上る
ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV
C2はナロー用としては大型であるが クロスヘッドや動輪は小さい
ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV
ナローの蒸機列車同士がすれ違う 夢のような光景である ペンタックス67U SMCタクマー 105mm RDPV