嘉陽集団 芭石鉄路 2004年(平成16年) 3月
昨年11月の初訪問から4ヶ月、とりあえず廃止を逃れて年を越した芭石鉄路。
叶うものなら菜の花の季節に再訪したいと思っていたが、その希望があっさり叶う事になった。今回は11月の時とは別のテツ仲間と、2年ぶりに中国修行に参戦するぼのぼのの女房の3人旅となった。
この季節、芭石沿線は至る所で菜の花満開、まさに地上の楽園のような状況だった。11月に比べ陽も長くなっており撮影効率は高かった。
今回のハイライトはチャーター運行を行ったことで、定期列車の合間の4時間の内に全線を往復しないといけないので少々忙しいが、「蜀の国の犬は太陽を見て吠える」とまで言われるほど晴れないこの地域で朝から青空が広がる絶好の撮影コンディションだったことは特筆に価すると思う。如何に普段の行いが大事かを認識させられた修行であった。
3月2日(火) 出国〜躍進到着
成田〜成都への直行便は週3便しかなく、しかもこの時期は客が少ないらしくうち1便は欠航というトホホな状況だった。
んな訳で帰国日(3月7日)は成都〜上海〜福岡〜羽田という罰ゲームのような経路で帰国する事が決定してしまった。
それにしても成都は遠い。機材は小ぶりなB737でパワー不足なのかそれとも思ったより風が強かったのか、予定では5時間35分のフライトが実に6時間20分もかかった。
現地時間で19時半くらいに到着し、そこでガイド氏と合流。成都市内で夕食をとった後21時過ぎに今晩の宿泊地、躍進へ向けて出発した。途中の楽山までは高速があり順調に行ったが、そこから先は軽四輪の足の遅さに悪天候も重なって思うように進めず、やっと躍進の街に到着したかと思っても宿(ここの場合は招待所ね)を探すのに手間取ったりで結局投宿したのは25時過ぎ。家を出てから16時間、芭石鉄路はやはり遠いのだった。
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| 出発準備中のCA452便 ボーイング737 | 中国線では長時間のフライト ガソリンが回ってゴキゲンなぼのぼの |
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| 成都でガイドの孔さんと合流 ここから躍進までは4時間の道のり | 躍進炭鉱招待所 思っていたよりフツーでした |
3月3日(水) 躍進、芭溝
昨夜からの雨はまだ上がっておらず憂鬱なスタートとなったが、朝食をとっている途中に雨は上がり何とかカメラを出せる状況になった。
終点(石渓)〜躍進間は電化されておりこの区間の混合、貨物列車は2軸の凸形電機により運行されている。
また、時刻表には載っていないが下り2番列車はEL牽引の混合列車で、その客車は1番列車の返しに増結されて終点駅に戻るようだ。
躍進駅
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| 旧国鉄EB10を小型化したような芭石の電機 結構力持ちで重車を45両牽いて出発していった | ||
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| 躍進も他の芭石沿線の街同様子供が多かった | ||
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| 躍進駅周辺は再開発中だったが、 5月に再訪した時にはきれいな公園になっていた |
躍進駅に進入する上り2番列車 | |
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| 躍進まではまともな道路が有りバスの便もあるが、ここから終点(石渓)までの乗客もそこそこ多い | ||
| 3番列車で芭溝へ移動 初めて乗った女房はボソッと一言 「家畜になったみたい・・・・・」 | ||
| 芭溝駅 | ||
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| 終点駅行3番列車 手を振る子供が印象的だった | ||
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| 最終列車が到着 前回11月に訪ねた時はこの時間は漆黒の闇だったが3月はご覧の通り薄暮バルブの明るさだった | ||
3月4日(木) 待望のチャーター運行
この日は待望のチャーター列車を走らせる日である。前夜から満天の星が広がる夜空を眺めて期待に胸を膨らませていたが、一番列車の返しで終点駅へ向かう途中蜜蜂岩を発車したあたりで夜明けとなり、山裾から太陽が顔を出した瞬間早くも手応えを感じたものである。前回は遂に晴れ間を見ることが出来なかっただけに犬と一緒にぼのぼのも吠えてしまった。
終点駅
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| 終点駅で朝食 豚まんは朝食メニューの定番 | 終点駅名物 ホームの売店 大抵のものは手に入る |
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| 我々のチャーター列車を牽引するC2 No.7が出発準備中 | 初めはタマげたが、今ではすっかり見慣れたブタ売りの皆様 |
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| 組成されたチャーター列車 なんともナイスな雰囲気 | チャーターなので当然乗客は我々のみの筈だったが、 何と途中から地元のテレビクルーが便乗してきた 「やはりここは中国だ!」と再認識した |
| 蜜蜂岩駅 | |
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| 蜜蜂岩で第1回フォトラン ここで定期列車と交換のためしばし停車する |
今回のチャーター運行を支えてくれたクルーたち |
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| 定期列車が到着 | C2の2台並び 普段は臨貨が無い限り見られない光景 |
| 蜜蜂岩〜仙人脚間 | |
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| 欧米テツに大人気の通称ザイラートンネルで第2回フォトラン | |
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| お約束のΩループで第3回フォトラン 菜の花満開、まさに地上の楽園の様相 | |
| 仙人脚〜焦バ間 | |
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| 焦バ手前の池の見える俯瞰ポイントで第4回フォトラン ここは下り込みなので煙は期待できない | |
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| これはチャーター終了後にもう1回戻って撮影した定期列車 地元テレビ局が煙を出すように頼んだらしいがカマ氏が煙と汽笛を間違えたらしくご覧の様な状況に・・・・ |
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| 上の列車の返し 春の芭石を象徴するような一枚 | |
| 焦バ〜芭溝間 | 芭溝駅 |
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| 芭溝駅手前のトンネルで第5回フォトラン | 芭溝駅に進入するお決まりのアングルで最終第6回フォトラン |
| 芭溝〜起点(黄村井)間 | |
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| 前回暗くて撮れなかった芭溝の街を見下ろすポイント しかし、またもFが取れず流し撮り・・・・ |
左の列車の返し ここも菜の花いっぱいなのでした |
| 起点駅 | |
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| 黄村井炭鉱は操業停止中だったのでひっそりしていた | 側線の終点では0号車(霊柩車)が休眠していた |
3月5日(金) 芭石撮影最終日
この日は3番列車の返しで躍進に戻り、次の撮影地彭州に向かうのであまり動けず芭溝周辺でさらっと撮影した。
起点〜芭溝間
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| 2番列車の返し 川沿いのアパートの前から | 3番列車 芭溝のステージのある広場から |
| 焦バ〜芭溝間 | |
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| 珍しく臨貨がやって来た 芭溝駅手前のトンネルのある山の頂上から | |
| 芭溝の街 | |
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| 前回もお世話になった袁四飯店で記念撮影 左から宿の犬チョウチョウ、主人の李さん、KR使いのしのはらさん、李さんの奥さん王さん、ぼのぼのの妻美樹、ぼのぼの、ベテランテツガイド孔さん |
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| ひたすら素朴だがエネルギーに満ちた芭溝の市場 | |
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| 生きた鯉や草魚を売る店は健在だった 今回はボられないように食堂の主人に買ってもらい昼食で食べた |
その鯉を調理中の様子 |
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| 黙々と靴を作るおばちゃん 日本の中国ショップで\980-くらいで売ってるものに良く似ていた |
芭溝唯一の銭湯 利用料10元也 18時から20時まで営業 ただ営業終了前に湯が抜かれるので行くなら早い時間がオススメ |